【中国ドラマ】楊貴妃｜日本語字幕で全話無料視聴できる動画配信サービス

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西暦７３４年　中国唐代の開元２２年。唐の玄宗皇帝・李隆基は、側近の高力士らと共に中央政府の官僚を全員引き連れて、長安から東の都・洛陽へ行幸する。玄宗皇帝は実直過ぎる首相の張九齢を煙たがる反面、上手く立ち回る宰相の李林甫を信頼していた。
それ故に張九齢が死罪を命じた安禄山の刑を軽減してしまう。一方、楊玉環(後の楊貴妃)は、楊玄きょうの娘として、洛陽に暮らしていた。そんな折、親友の謝阿蛮と外出中に、彭勃と出会う。

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玄宗皇帝は皇子全員の名を変える。皇太子の李鴻は李瑛に、忠王の李俊は李璵に、寿王の李清は李瑁となる。寿王の母・武恵妃は、改名に重要な意味があると判断し、寿王が皇位に就くための計画を練る。そして寿王が大人になった印象を玄宗皇帝に与えるために結婚を画策する。姉の咸宜姫の婚儀を行うが、そこに現れた楊玉環を見て、寿王は一目惚れをしてしまう。互いに思いを寄せる楊玉環と彭勃だったが、果毅副将軍の妨害のため、すれ違いばかりの中、武恵妃から楊玉環の家に寿王との縁談が申し込まれる…。

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武恵妃から楊玉環の家に縁談が申し込まれた後日、彭勃は結婚を楊玉環の父に申し込むが、断固として許してもらえない。好きな人と結婚する事ができずに寿王との結婚に悩む楊玉環であるが、皇室からの結婚の申し込みを断わる事は家の破滅につながると考え、その申し出を受ける事になる。深い悲しみの中、遂に運命の日がやってくる。そして、皇室からのお迎えの護送役として選ばれたのは彭勃であった…。

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楊玉環が忘れられない彭勃は、踊りの練習場にやってくる。そこで謝阿蛮は、彼に気持ちを打ち明けるが受け入れてはもらえない。一方、楊玉環は寿王の優しさに、少しずつ気持ちが和らいでいく。その頃玄宗皇帝は、張九齢に対する不信感が募り、朝議の場で首相の座を退く事を願いでた張九齢を罷免し、李林甫を昇進させる。また李瑛が、張九齢を批判した行為が皇帝の怒りを買い“皇太子”の座も廃されてしまう。
そんな中、玄宗皇帝は芙蓉園の御宴宮で寿王妃・楊玉環と運命の出会いをする。

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武恵妃は芙蓉園での演奏会で、楊玉環の発案という名目で、５００人の近衛兵に鎧を着せ、武器を持たせる事を提案する。それは、自分たちの危機を感じていた李瑛たちが、これに乗じて動き出すと考えた武恵妃の罠だった。光王、鄂王がこの罠にはまり、偽の剣とみせかけて本物の剣を持ち込んだ事が発覚してしまう。首謀者は李瑛ではないかとの疑惑を持ちながら、玄宗皇帝は真相を確かめるため、李瑛と会う…。

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西暦７３７年(開元２５年)玄宗皇帝は、謀反を企てた李瑛と光王、鄂王を平民に落として都から追放。その上、李林甫の助言もあり、さらなる非情の決断をする…。その事を知った張九齢は失意のあまり自ら命を絶つ。その頃、李瑛を罠にはめた武恵妃は治療法のない重い病に臥せってしまう…。

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玄宗皇帝は、亡き武恵妃のために、見晴らしの良い場所に墓地を設けて敬陵と名づける。寿王は馬でその地を駈けた事で怒りを買い、母の墓の建立という重要な任務を忠王に取られてしまう。大失態を気に病む寿王だったが、楊玉環は権力争いに全く関心がなかった。そして亡き武恵妃の願いという名目で、寿王を王位に就けさせ権力の掌握を目論む李林甫と、次の皇太子候補の一人である忠王の権力争いが、水面下で動き始める。

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玄宗皇帝は驪陽宮で再び楊玉環と会い、美しい胡服姿に目を奪われる。妹である玉真に頼み、楊玉環を華清宮という湯殿に招き評価をさせる。そんな中、西暦７３８年(開元２６年)、玄宗皇帝は冊立の大典を行い、正式に忠王を皇太子とし、名を李亨と改める。

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玄宗皇帝は李林甫を人事部長官に任命すると共に、節度使の後任には皇太子側の勢力である王忠嗣と皇甫惟明を任命し、権力を分散させる。しかし、時期尚早との意見がある中、安禄山を平盧軍の節度使に抜擢してしまう。そんな中、玄宗皇帝は妹の玉真に、楊玉環と二人で会える様、取り計らってもらう。後日、馬球競技場に現れた楊玉環を目の当たりし、気持ちを抑えられなくなった玄宗皇帝は、遂に楊玉環を自らのものにする事を決意する。皇帝の気持ちに気づいた楊玉環は、病気を装い寿王府の中に閉じこもる。

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父である玄宗皇帝に楊玉環を奪われてしまう事に苦しむ寿王だったが、玄宗皇帝の絶対的な権力に抵抗することはできない。玄宗皇帝は寿王に、側室として魏来馨を与える。一方、楊玉環の気持ちも玄宗皇帝に尊敬はあっても、寿王との幸せを奪われた気持ちで、以前のように話しをすることができない。また寿王の姉の咸宜姫は、これに乗じて弟が皇太子の座を得るチャンスと判断し、今は楊玉環をあきらめる様に寿王を諭す。

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寿王は、楊玉環に、玄宗皇帝に取り入って、自分を皇太子に立ててもらう様に頼む。そうする事で皇帝が亡くなれば再び結ばれると言い含める。そんな中、驪山で静養中の皇帝から、楊玉環のみ来る様にとの勅令が下りる。偉大な皇帝の人間的な側面に触れるうちに、楊玉環の頑な心も諦めと共に溶かされていく…。西暦７４０年(開元２８年)に、玄宗皇帝は楊玉環を後宮に住まわせるため、道号「太真法師」とし出家させ、宮中に道観を建てる。

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李林甫に直接会いに行った楊・は、監察官の吉温の補佐役を命じられる。そして楊・は楊玉環の従兄であることで、権力者たちから一目置かれる存在となる。皇太子派は、王忠嗣を隠密に上京させて隣国との軍事情勢を報告させ、李林甫を牽制する。皇太子派に圧された李林甫は平盧区へ楊・を遣わし募兵状況の調査を任せる。

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平盧区の募兵状況を聞き出した楊・は、李林甫に報告した後、玄宗皇帝に報告書を作成する。一方、皇太子の李亨は李林甫の政策の不備を明らかにしようと、勅使たちによって辺境の将軍たちの不平不満が書かれた上奏文を皇帝に送る。不平ばかりが並ぶ報告書は皇帝から嫌悪されるが、楊・の報告書は高い評価を受ける。さらに楊玉環の従兄である事も皇帝に伝えられる。また時良く、安禄山から献上品として玉石の像が、楊玉環のいる太真宮に届く。

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李林甫側の吉温は軍事部内の人事の不正を暴くために、次々と容疑者を逮捕し拷問も辞さない尋問にかける。これにより、皇太子は汚名を着せられそうになる。一方、楊玉環が、玄宗皇帝を“あなた”と呼ぶようになると、皇帝はいっそう楊玉環に夢中になり、政治が疎かになっていった。そんな中、韋堅が西安から長安間の新運河の開通を報告する。これは皇太子にとっては朗報であった。

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軍事部の一件で李林甫の権力が増大し、軍の指揮権も掌握する事となる。かたや皇太子は、自分が指揮した新しい運河、広運潭の完成により功績をあげる。皇太子と李林甫の権力争いの中、李林甫は皇太子側の韋堅を人事部長官に任命する。これは評判の悪い人事部の責任を押し付けるための陰謀であった…。一方、楊玉環は、謝阿蛮との久しぶりの再会を果たす。その後、彭勃と楊玉環は二人だけになる機会を得るが、お互いの立場ではかつての様に接する事は許されなかった…。

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玄宗皇帝は、詩人の李白が都に来る事を聞き、彭勃と謝阿蛮を迎えに出し宮中に招き入れる。一方、李林甫と皇太子の李亨との権力争いに巻き込まれたくない安禄山は都に身を潜め、自らの目的のために玄宗皇帝と直接会うための策を練る。

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安禄山は、狡猾に玄宗皇帝に取り入る。そして太真法師となった楊玉環を、正式に皇妃として迎える事を勧めると共に、科挙に対する不正を玄宗皇帝に告発する。事の真偽を確かめるため自ら試験官となり、不正を確かめた皇帝は怒りのあまり昏倒してしまう。

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玄宗皇帝は、楊玉環に貴妃の地位を与え「楊貴妃」と名乗らせ、正式に皇妃として迎え入れる。さらに玄宗皇帝は、楊貴妃の親族を高い地位につけるようになる。楊貴妃の父・楊玄きょうは、娘が皇妃に迎えられた事で重用される楊家の行く末を心配していた。
そんな中、その父の訃報が楊貴妃に伝えられた。

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玄宗皇帝の元に、皇太子派の皇甫惟明将軍が吐藩の洪斉城を攻落したとの報告が入る。これで王忠嗣将軍が吐藩の石堡城を奪還すれば国境線がつながり西北は安泰となる。
この功績により、皇太子側の両将軍に軍事費の３分の２以上が与えられる事を警戒する李林甫は策略をめぐらす。

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皇太子側の皇甫惟明が李林甫を弾効する上奏文が、玄宗皇帝の指示で張本人の李林甫の元に届けられる。李林甫は皇太子派の意図を知りそれに備える。一方、皇太子派は皇帝の許可なく外出ができる「元宵節」に行動を開始するが…。

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